起源は何処からか

Tシャツのちょっと危ない(?)魅力

起源は何処からか

アメリカの中でもある種、攻撃的な象徴

利用方法によってTシャツは世代を問わずして、世界的に広がる流行アイテムとしてその名が広がることもあるくらいだ。もちろん全世界というわけではない、主に先進国ならではといったところだ。民族的な問題で肌を隠さなければいけない、そもそも服を着る習慣がないといった人はTシャツなどと言われるものを着る機会すらないかもしれません。そうやって考えると流行と呼ばれていながら、特定の地域にだけしか親しまれていない証拠と取れなくもないはずだ。しかしTシャツに関してはその歴史を紐解いていくと、着ている人たちは『英雄』と呼ばれるような人々が愛用していた事が起源となるのです。

発祥はアメリカだが、その中でもTシャツをこよなく着こなしていたのは軍隊の中でも精鋭中の精鋭が集うと、かつては謳われていた『アメリカ海軍』だ。まだ飛行技術が存在しなかった時代において、軍隊の中でも海軍所属というのはエリートを意味しており、配属されるだけで光栄とまで言われていたほど。そんな海軍においてTシャツは利用する上で便利な代物だとしてほとんどの兵士が着用していた。

どうしてそこまでの人気を獲得したのかというと、Tシャツはただ着るだけではない、あらゆる場面で多機能だったことが評価されて正式に軍服とまで認定されたのです。主に、

軽くて動きやすい

洗っても、短時間で乾く

タオルや白旗など、色々な応用がきく

といった上記の点でTシャツの素晴らしさが海軍全体へと認知されていった。

そんな海軍達はアメリカ国民にしてみればヒーローのような存在だ、戦いから凱旋した戦士たちがその逞しい二の腕をTシャツから覗かせながら歩く姿は、何処かエロティシズムを感じさせる健康的なフェロモンが醸しだされるものです。今でもTシャツから覗ける鍛えた肉体にするのは目標、なんて人も少なからずいると思います。歴史を紐解くとTシャツはヒーローたちが着用するもので、それは階級などと野蛮なものに囚われない、憧れの衣類と見られていった。

1930年に、一般販売

そんなTシャツは後にアメリカ海軍が愛用している商品として売りだされることとなり、1930年に本格的な商品として当時の人々が好んで購入するようになっていった。向こうの人がTシャツ一枚で夏を過ごす姿には、無意識か意識的かは分からないが現代でも海軍という存在に対して何かしらの憧れを持っているからこそ、好んで着ている人は少なくないだろう。またより人気を底上げするようになったのは第二次世界大戦以降になる。アメリカが強いという、その際たるシンボルとして海軍が好んで着ていたTシャツはその頃から下着からアウターとして利用するというスタイルへと変化していきます。日本も元は肌着として見ていたが、それはアメリカでもさほど変わりなかった。

本格的なブームとなったのは1950年代、当時のハリウッド・スターたちが着ることで自分に不安を抱える少年たちが自分を求め、自分自身を探し求める象徴と化した。中でも『ジェームス・ディーン』が出演した『理由なき反抗』において身に着けていた衣装は、当時の若者達からすれば自由で何処と無くセクシーな姿はこれからの時代に必要なことだと思わせるのに十分すぎた。やがて時代遅れの考え方への反抗と挑戦を示すシンボルとしても見られていくようになったので、自分たちが目指すべき場所はそこだとして誰もが目標としていきます。

Tシャツを介したメッセージ性

Tシャツは自己表現をするために用いられる道具としても使われている、そう話しました。これもまたアメリカで先に考えられたコミュニケーション手段の1つで、始まったのは1960年代となっている。当時は企業のロゴをプリントアウトするなどして宣伝としても活用されていた。今でもそれはありますが、当時最も多く使用されていたのはいかにして『個人の言葉を届けるか』が焦点に置かれてデザインされていたのです。

メッセージの矛先となるのは政府や社会について、中に企業などに自分の考えを伝えるための手段として利用されていたほどです。中でもアメリカのTシャツにプリントされているデザインで歴史上、誰もが多くその認知しているものといえば『アイ・ラブ・ニューヨーク』と表記されているものだ。アメリカを象徴するものといっても過言ではない有名すぎるデザインは、見るだけでアメリカの事が好きなんだと受け取れるモノとなっている。

憧れで着用することから始まったTシャツの起源は、いつしか英雄たちから勇気を分け与えられて自分自身の主張を出すためのツールとして人気を呼んでいった。

おもしろTまとめ

↑PAGE TOP